寝屋川市40代女性 慢性腎不全(人工透析)で障害基礎年金2級受給【障害年金の山口社会保険労務士事務所】
2022/03/04
寝屋川市在住 女性(40代)のお話。
「ホームページを見て電話させてもらいました。現在、人工透析をしています。年金事務所に行き障害年金の手続きをしようと思いましたが、ややこしくてわかりません。」と電話のご相談をいただきました。
面談にて、障害年金制度の概要をお伝えし、今までの病院への通院歴や病状などについてお聴きしました。
人工透析を受けておられる方は、障害等級2級とされるのですが、慢性腎不全は徐々に病気が進行するため、慢性腎不全と相当因果関係にある検査結果を初めて指摘されたのはかなり前と言う事が多いです。そうしますと、病院が廃院になっていたり、カルテが残っていなかったりと初診日の証明が困難になります。障害年金の請求には初診日の証明が必要です。
お話を詳しく伺うと、20年程前の妊娠時に産婦人科で初めて尿蛋白を指摘され、その後別の病院で腎臓を診てもらったとのこと。産婦人科には、カルテが残っていませんでしたが、母子手帳に産婦人科の尿検査で初めて尿蛋白を指摘された日が記載されており、その後も別の病院で尿蛋白を指摘されていました。そこで、母子手帳を初診日証明の参考資料として提出し、診断書などと共に障害年金を請求しました。
請求して約3か月後に障害基礎年金2級の支給決定がありました。年金生活者支援給付金と合わせて年額84万円ほどの受給となりました。
「一人ではこのような請求はできませんでした。社労士さんに頼んで良かったです。」とのお言葉をいただきました。
病気やケガで日常生活や労働に支障がありお困りの方は、枚方市にあります山口社会保険労務士事務所へお気軽にお問い合わせください。