枚方市50代男性 軽度知的障害(療育手帳B2)で障害基礎年金2級受給【障害年金の山口社会保険労務士事務所】
2021/12/11
枚方市在住 男性(50代)のお話。
「情報誌を見て電話させてもらいました。息子が療育手帳(B2)を持っています。障害年金のことで相談させてください。」とお母さまからお電話をいただきました。
面談にてお話を伺いますと、息子さんが50代になってから軽度知的障害と診断され、数年前に障害年金を請求したが不支給決定であり、現在は、一般雇用(厚生年金加入)でパート働きをしているが、将来が不安ということでした。
知的障害の方が受給できる障害年金は障害基礎年金というものになり、障害等級2級以上で無いと受給できません。軽度知的障害の方で療育手帳がB2判定の方は障害年金を受給するのは難しいと言われています。いかに日常生活や労働に制限があるかを診断書や病歴就労状況等申立書に反映させなければなりませんが、現在、障害者雇用などでは無く一般雇用(厚生年金加入中)ということでしたので、障害年金の受給は更に難しく感じられます。
後日、ご本人にもお会いして、現在の日常生活や仕事内容、職場でうけている配慮やコミュニケーションなどを詳細にお聴きして、医師に診断書作成依頼をしました。出来上がった診断書は、こちらの伝えた内容を反映していただいたものでありましたので、病歴就労状況等申立書などと共に障害年金を請求しました。
請求して約3か月後に障害基礎年金2級の支給決定があり、年金生活者支援給付金と併せて年額84万円ほどの受給となりました。
「一度不支給決定だったものが受給できることになり、社労士さんに頼んで良かったです。」とのお言葉をいただきました。
病気やケガで日常生活や労働に支障がありお困りの方は、枚方市にあります山口社会保険労務士事務所へお気軽にお問い合わせください。